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末永い無病息災と長寿円満を祈る縁起作品
しょうさいむびょうなんてんず
消災六瓢南天図 尺三 片山観雪 筆
洛彩緞子本表装
●幅44.5×高さ175cm
●本紙:新絹本(手彩色)
●軸先:陶器
●化粧箱収納
●表装品質10年間保証付き
●日本製
完全受注生産になりますので、出来立ての新品をお届けいたします。
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丸々と実った六つの瓢箪は、無病息災に通じることから「六瓢」として崇められてきた、健康長寿祈願の名題材。また南天と福寿草は難を転じて福となすに通じる厄除の代名詞として知られています。驚異の成長力を持つ竹に、難を啄ばむ夫婦雀が遊び、健康厄除の題材を一堂に描き上げました。さらに背景には仏教の徳高い経文「消災呪」をうっすらと配した、末永い健康長寿と厄除けを祈念してお飾りいただきたい、霊験あらたかな趣があふれ出る吉祥作品です。 |
「無病息災」に通じる丸々と実った六つの瓢箪 江戸時代の疫病除けとして描かれたのをはじめ、今もなお無病息災を祈って飾られている名題材。丸々と実る瓢箪はもともと実が成る、実るとして縁起の良い題材として知られ、秀吉の旗印に描かれた千成瓢箪が有名です。青緑の爽やかな色調も清々しく健康的な趣を醸し出します。 「消災呪」は災いを消す徳高い経文 宗旨宗派を問わず、般若心経の後などに唱えられる「消災呪」は、「仏説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経」と呼ばれる由緒正しい経文です。仏門修行の際は毎朝唱えるというこの経文を飾ることで日々唱えることと同じ効果があるとされ、ふりかかる災いや厄難をことごとく消し去ってくれることでしょう。 「南天」と「福寿草」が難を転じて福となす 日本の言霊の代表的なものとして、「南天」は「難を転ずる」ものとして崇められてきました。そのため、旧家の鬼門の方角やトイレの近くには、難を転ずるために南天が植えられてきました。また黄色い可憐な花を咲かせる福寿草とともに、「難を転じて福となす」の取り合わせが生まれたのです。 |
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