結納に必要なもの
男性側のご準備品
●結納品
・結納飾り一式・結納目録
結納品飾りの規模や納め(交わし)方など地方によって大きく異なることがあります。基本的には結納を納める側(通常男性側)のしきたりで納めれば良いのですが、女性側の風習に合わせてあげる心遣いも必要な場合もあります。最初が肝心ですので、「あとでああしておけば・・・」と言うことのないように。
・ 家族書・ 親族書
両家が婚姻を結ぶにあたって、双方の家族や親戚を列記したものですが、最近は家族書だけにしたり、どちらも省略する場合もあります。ただし、取り交わすなら双方とも同じように用意しなくてはなりません。
●結納式に格式を添えて
・広 蓋 白木台(片木)に置いた目録をのせて、先方に渡します。 (家紋入り。蒔絵入りまたは無地でも)
・ 袱 紗 目録の上に掛ける、もともとは塵除け埃よけの儀礼的なものです。 (家紋入りまたは寿。裏に柄の入ったものもあります)
・ 風呂敷 白山紬または縮緬の紋付で、広蓋にのせた目録を包みます。 (家紋入り。寿でも)
・結納包み 結納飾りの箱を包む大判の風呂敷です。 結び目を付けない平包みという包み方で包みます。 (紋付または唐草)
●結納式を厳かに・華やかに
・儀式扇 挨拶をするとき・受けるときに前に置きます。
・緋毛氈 飾りの下に引くと飾りが引き立ちます。
・屏 風 結納飾りや高砂人形のバックに立てて使うことにより、
“金=晴れやか”という意味付けで、縁起がよく、飾りがより一段と引き立ちます。
●上記以外に
・受 書 本来女性側が用意するものですが、最近では男性側が一緒に用意する場合が増えています。
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